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2004.07.06

極小径車で登る

火曜日は大抵、山の斜面に建て込んでいる新興住宅地の周辺でポタリングする。
と言っても、使う自転車が変速機のない6インチか8インチの極小径車なので、上り坂はかなり辛い。

その新興住宅地は、遊歩道として整備された道路を使って宅地化された。
かなり反則的なやり方と思うが、道路は未だ遊歩道であるのに、実体は生活道路となっている。

遊歩道は5キロほど離れた森林公園同士を結んだもので、比較的標高差無く山腹を横断している。
舗装路でもあり、遊歩道へ入ってしまえば極小径車でも楽に走行できる。

昨日とはうって変わって、夏空が拡がった。
草は青々と茂り、舗装されていない農道では膝まで葉に埋もれてしまう。

遊歩道まで登って、30分ほどサイクリング。

適当に折り返してから、いつも行く森林公園へ。
滅多に人が来ない人工沼で、蜻蛉たちを眺めながら一服。
ビオトープですが、かなり大きなもの。水生昆虫のサンクチュアリとして整備されている。
一服と言っても、自販機で買った飲み物で水分補給ってコトです。

今日はデジカメを持ってこなかったのだけど、こういう日に限って近くに蜻蛉が止まったりする。
意外にも逃げないので、ケータイの接写モードで撮ってみた。

J-SH53 のデジカメモードで撮影。トリミング以外はママ。
レンズはマクロポジション。
面白い写真になったので、縮小せずに掲載します。

これはショウジョウトンボの様です。腹部のくびれも無いので、間違いないかな?
大きさもシオカラトンボと同じくらい。幅広なので、もっと大きく見えますね。
かなりポピュラーな蜻蛉だそうで、大きいし全身真っ赤なので目立ちます。
でも、赤蜻蛉の仲間じゃないそう。
オレンジ色のも飛んでたけど、そっちはどうもメスらしく、真っ赤なのはオス。

今日もギンヤンマを見かけたけど、とてもケータイで撮れそうにはない。
全身淡いグリーンで、後翅の付け根に鮮やかな水色の斑があったから、ギンヤンマのオスで間違いないと思う。
オニヤンマは5月に見かけて以来、出遭っていないな…。
他はシオカラトンボが多かった。
先月は沢山居たオオイトトンボは、あまり見かけなかったな。


今日のポタリングはZEROBIKEを使った。
シートピラーとペダルを和田サイクルさんで換えてから、山道を走るのは初めてだ。
純正よりも長く、ヤグラの位置が後方へオフセットされていないシートピラーのお陰で、シート位置が上がってより適正なポジションになったばかりでなく、重心位置も前に移動して、登坂が楽になった。

下りでのブレーキの利きは、シューの交換が効いている。
交換前の“止まらない!”って不安は無くなった。
ブレーキの剛性不足やレバーの精度不足など、利き具合は良いとは言えないが。
しかし、タイヤの限界が低く、それらをグレードアップしても制動距離は大して短く出来ないなぁって感じ。
極小径車は、長距離移動を車や公共交通機関に任せ、10km/h前後でゆっくり散策を楽しむ自転車だね。

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