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2004.07.30

ハンドルグリップを抜く

HANDYBIKE用にバーエンドを買ったが、これを付けるには元々付いているハンドルグリップを抜かなくちゃいけない。

ミノウラのアルミタイヤレバーを使って、こじりながらグリップを抜こうとする。
5mm動かすだけに10分以上掛かった。
しかも、ブレーキレバーの黒色アルマイトに傷が付いた。鬱だ…。

和田サイクルさんでは、エアコンプレッサーを使ってあっという間に抜いていた。
近所の自転車屋さんで抜いて貰おうかなぁ…。

ハンドルグリップの外し方、参考になるアイデアはないかとネット検索。
すると、こちらがヒットした。

そうか、空気入れを使えば良いのか!

ってコトで、ビーチボールなどへ空気を入れるための付属アダプタをフロアポンプへ装着。
HANDYBIKEのラバー製グリップのエンド部中央にある小さな穴へこじ入れる。

反対側のグリップの穴を指先で押さえ、もう一方の手でスコスコとポンプを作動させると、グリップとハンドルバーの間から空気漏れ。
構わずスコスコポンプを動かしてたら、その内にスポって空気漏れしてた側のグリップが綺麗に外れた。

今度は、残ったグリップのエンド穴にポンプを装着。
反対側のハンドルバーエンドを親指で押さえてポンプを動かすと、こちらもスポって一発で外れた。

いやぁ、先にインタネで調べておくべきだったですな…。


ちなみに、ハンドルグリップは引っ張っても抜けない。
伸縮素材だから、引っ張れば伸び、その分内径が縮まる。
つまり、引っ張ればその力に比例して、ハンドルバーへより強く密着しようとする次第。

グリップエンドの穴へポンプの口金を突っ込んでエアを送った場合、ハンドルバー内の圧力が高まってグリップは外へ押し出される。
最初にエンド部が膨張し、エンド部の穴は縮もうとするから、ポンプの口金は抜けることなくより強くグリップに密着する。
逃げ場を失った空気圧は、ハンドルバーエンドからグリップを押し拡げ、ハンドルバーとグリップの間を通る空気の道を作る。
エアを送り続ければ、ハンドルバーとグリップの間の空気層の面積が大きくなり、摩擦抵抗が一気に低下してスコっと小気味良くグリップが外れる訳だね。

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