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2004.07.31

キューブ キュービック

モビリオに付けられた傷のリペアは、日産のディーラーを通して修理工場へ出した。
代車としてcube3を借り受け、短期ながらインプレしちゃおうという魂胆。

何故にcube3なのか?
って言えば、モビリオは3年リースで乗っているクルマで、半年後に契約満了となる。
継続リースして、償却引き取りするか、新規に違うクルマとするか?

新しいクルマにするとしても、モビリオやシエンタ、そしてcube3といった、1500ccで7人乗りという、極めて日本的な極小ミニバンを選びたいと思っている。

セラは持ち続けるつもりだから、そう言った方面の趣味性は考慮せずとも良い。って、どゆこと?(笑)

小さい車内に三列シートを押し込んだこれらのクルマ。
使い勝手で言ったら、シエンタが一番だと思う。流石トヨタと言わせる気配りを随所に感じることができる。
特に三列目シートの収納展開方法並びにアクセスは秀逸で、他社製のそれとは一線を画している。
しかし、どうしてもエクステリアデザインが好きになれず、購入に踏み切ることはないだろう。

モビリオを選んだ当時、他社には競合するクルマが無かった。
仮にシエンタやcube3が当時あったなら、随分迷ったこととは思う。
しかし、当時のモビリオのエクステリアデザインはとても先進性を感じる。
室内の広さと相まって、やっぱり最有力候補だっただろう。
昨年のマイナーチェンジでイメージが刷新され、ボクには魅力を感じないものになってしまったが…。

cube3は、レトロモダンな感じとそれなりの男っぽさ、ちょっとしたマッチョ感が気になるエクステリアデザインだ。
はっきり言って、かなり良い感じ。
しかし、リアがスライドドアじゃない点や横開きバックドアってどうよ?、三列目シートを収納してできるラゲッジルームは使えるのか?って、モビリオでは満足しているトコがcube3では全く違う作りに不満がある。
実際、それらの使い勝手はどうなのだろう?

ちなみに、乗り回しているcube3は、UA-BGZ11。
SXグレードのトルコンタイプ4速AT。
6速マニュアル付きCVTタイプのATも選べるそうだ。
モビリオがCVTだから、比較対象としては同じCVTモデルを試乗したかったな(苦笑)。


エクステリア
好み。悔しいが、ルノー傘下になってからの日産デザインは、どれも魅力的に思っている。
全長4055mmのモビリオに対して3900mmと、55mmも短い。
しかもボンネットの長さもそこそこあるから、当然ながらキャビンはより小さくなる。
全高もモビリオに対して95mmも低いため、圧迫感がひしひしと…。


インテリア
悪くない。質感は価格なりだけど、上手にまとめていると思う。
前列をベンチシートにしているから、モビリオに比べてゆったり感があると思ったが、内部空間が小さい分、やっぱり狭さを感じる。
シートが大きいこともあって、疲労度はモビリオに比べて少ないように思う。
しかし、その分、足下の空間が狭かったりして、兎に角狭いなぁって印象が強い。
セカンドシートの足下の広さは、モビリオの半分もないかも…。
サードシートに至っては、もうどうしようもない感じだ。

コマーシャルのソファーの様なモケット地は、専用カバーなのね。
オプションで10万円って、どうよ?(苦笑)

収納箇所や使い勝手は随分良いな。
モビリオは小物収納が苦手で、整備書をちゃんと仕舞っておけるサイズのボックスすら無いという有り様だけど、cube3は至れり尽くせり。
買い物袋を吊り下げられるとか、センターコンソールに相当するベンチシート下のスペースにはボックスティッシュがすっぽり入るとか、ドリンクホルダーの使い勝手とか、モビリオで不満なトコをcube3はスマートにクリアしている。

しかし、モビリオで収まりの良いノートPC、cube3では置く場所が無い。
そこが問題だ…。


ラゲッジスペース
狭い!狭すぎる…。
サードシートの収納は商用車と同じで、背もたれを座面に倒し込むだけの方式。
サードシートをセカンドシート下へ収納するモビリオやシエンタは、サードシートを使わない際のラゲッジルームを広く取ることができる。
しかし、cube3のそれは、お世辞にも広いとは言えない。
モビリオは、クラス中最もラゲッジルームが広いだろう。サードシートを利用中でも、A型ベビーカーを2台も収納できるのには吃驚したものだ。


ドライブフィール
初期型モビリオは1500ccで90馬力のエンジン。cube3は1400ccで98馬力。
SOHCに対してDOHC。低排出ガス☆☆に対して、超低排出ガス☆☆☆。
CVTに対して、4速トルコンAT。
これらの差で、鈍重な加速しかできないモビリオに対して、cube3は実にキビキビとよく走る。
CVTの弱点とされる、発進加速時のリニアリティの無さが顕著に現れているモビリオは、トルク感にまったく欠ける乗り味だ。
cube3の4速ATはジェントルとは言えないが、レスポンスは高い。
スポーティな走りを期待できるだろう。
エンジンのレスポンスの良さで、モビリオも負けていない。しかし、その良いところをCVTがすべて台無しにしている感じ。
cube3のエンジンフィールの良さが際立つ。

非常にセンシティブと言える初代モビリオのサスペンションは、路面の状況を逐一尻に感じさせるセッティング。
田舎道の路面状況は悪い。ギャップを越す事に、突き上げ振動が尻にくる。
こんなクルマにF-1の様なサスペンションフィールを期待するユーザーがどれだけ居るというのだろう?
こういったスポーティな味付けは、ホンダの癖とも言えるものだそうだが、はっきり言って不快でしかない。
cube3のサスペンションは素晴らしく感じた。
路面情報を充分伝達しつつ、不要な振動をパッセンジャーに伝えない。
バタバタ跳ね回っているようなフィールのモビリオに対し、路面に吸い付くようにヒタっとしたcube3のサスペンションフィールが印象的だった。


総評
初代モビリオに比べて、クルマとしての性能、つまり、走る・曲がる・止まるは、明らかに格上。
しかし、如何せんキャビンが狭すぎ。モビリオの代用にならない。
…残念!

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