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2004.06.30

HANDYBIKE HB-6 タイヤ不具合

先週、大した距離を乗ってもいないのに異常変形した HANDYBIKE のタイヤ。
右がその写真で、空気圧が掛かっていない状態では、綺麗なものだ。

このタイヤの異常変形の原因は、2ちゃんねるの該当スレによると「極小径なために単位距離辺りのタイヤの回転数が多く、変形に対する許容量も少なく、6.3kgf/cm という高圧タイヤであるため、タイヤ裏の繊維(カーカス)が切れやすく、異常変更を起こす」と分析されていた。
また、タイヤの出来が悪いことも指摘されて来た。

しかし、このタイヤのサイドマークによると、カーカスコードはナイロン繊維だ。
ゴムで固められたカーカスコードが切れるとは?って思ってたけど、異常変形したタイヤを見たら納得。
きちんとバイアス配列されたカーカスコードは、一層しか見当たらない。
クロスさせてあるべきカーカスコードは、密にバイアス配列されてる訳ではなく、15ミリ間隔にあるだけみたい。

異常変形したタイヤを見ると、左の写真の様にカーカスコード間に浸潤してるゴムに亀裂が生じている。
新品のタイヤと比べてみないと確信できないが、15ミリ間隔に設けられただけの第二層目のカーカスコードでは強度不足なのでは?

やはり2ちゃんねるの情報によれば、既に対策済みのタイヤがリリースされているとのことだ。
トレッドの厚みを増したとの噂だが、カーカスの配置まで改善されてるだろうか?
ゴム層の厚みを増やしても、根本的な改善にはならないと思うのだが…。

ちなみに、異常変形すればトレッドの偏摩耗がはじまる。
振動も大きくなり、場合によってはタイヤがフレームに当たり転倒といった危険もある。


ロビン改の6インチタイヤの内側を見ると、カーカスコードは第一層、第二層共に密な間隔でバイアス配置されているように見える。

加重が大きなリアタイヤは、ロビン改やJD用の6インチタイヤを利用するのが無難なように思う。

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