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2004.05.26

十二国記

十二国記にはまったのは昨年のことだが、今年度はETVで水曜深夜に再放送していることもあって、今更ながら十二国記にはまったという話題をよく聞く。

週末に友人T氏と会ったときも、十二国記の話題が出た。
元々奥さんに勧められてたらしいが、ファンタジーは読まないので手をつけなかったそうだ。
ところが、ETVの放送を見てはまったらしい。

原作に関して、彼が詳しく教えてくれた。
講談社文庫で刊行されている十二国記だが、集英社文庫にサイドストーリィがあって、TVはこのサイドストーリィもプラスアルファした脚本になっているそうだ。
また、そのサイドストーリィはホラー仕立てなのだとのこと。
興味があったので、早速買って読んでみた。

魔性の子というタイトルで集英社文庫から刊行されている書き下ろし作品で、内容は高里が現世に帰還し、再び十二国記の世界へ帰って行くまでが書かれている。
アニメでは杉本が関わってくるが、魔性の子では登場しない。
代わりと言えるか微妙だが、広瀬という教生が終始関わることになる。

魔性の子でも、高里は泰麒なのだが、この小説は十二国記の世界観はあまり関係がない。
高里の役割は人間世界に紛れ込んだ異物であって、その混入のために禍禍しい災厄が起こるというお話の種として描かれる。
どうして高里が現世に再び現れたかの説明はされず、まるで災厄を振り撒くためだけにやって来たとしか思えない。
理不尽な意趣返しの犠牲となって多くの血が流される。
結局、十二国記の仕組みを使ったホラー作品という訳だ。

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