歯科治療
一月ほど前から歯医者に通っている。
先週で虫歯の治療が終わり、今週からは歯周病予防に入った。
虫歯はそれほど進行していなかったため、削った部分も小さく、充填も金属ではなく3Mの光硬化樹脂が使われた。
光重合型グライスアイオノマー系コンポジットレジンというものらしく、光重合器にはおなじく3Mのハロゲンタイプを使っていた。
歯科医療は新技術や新素材の導入が早いので、できるだけ先生が若く新しい医院を利用するようにしている。
勿論、評判もちゃんとリサーチするけど。
歯周病は、歯と歯茎の間に残った食べかすに細菌が繁殖し歯垢が生成され付着すると、歯垢下に真性嫌気性菌が繁殖し毒素を生成して炎症を引き起こす病気。
怖いのは細菌の毒素によって破骨細胞が活性化され、歯根を支える骨が破壊されて歯と歯茎の隙間が拡大し、より歯垢が堆積して細菌の繁殖が促進され破骨細胞が活性化するという悪循環が加速し、最終的に歯根を支える骨が無くなって歯が抜けてしまうというメカニズムである点。
歯と歯茎との隙間にエキスプローラー(探針)を差し入れ、何ミリ入るかで歯周病の進行具合を診る。
1~2ミリなら軽度だが、3ミリ以上だと既に骨が侵されているのだそうだ。
ボクの場合、前歯を除き3~5ミリ。軽傷とはいえ、一部骨に達しているだろうとの事。
歯周病予防は、24時間に一度は歯と歯茎の間に付着した汚れを除去すること。
つまり、正しいブラッシングで歯磨きするという簡単な内容。
日頃の習慣がものをいう次第。
次回通院時に、愛用の歯ブラシの持参を依頼された。
ブラッシング指導を行うためだそうだ。
併せて、歯石の除去をしてくれるらしい。
果たして、歯周病完治に至るだろうか。
すべては、自分の意識次第という訳だ…。
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