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2004.05.15

DMC-FZ2 で星を撮る

Panasonic DMC-FZ2 を買った。まだ12倍ズームの恩恵を悦べるほどに写真を撮っていない。

さて、このカメラが低照度撮影に弱いことを書いた。
それを証明するかのように、このカメラの最長シャッター速度は8秒までしか無い。

1秒を超えるロングシャッターは、シャッター速度優先AEでしか利用されないようになっている。
しかも、8秒のシャッタースピードはあくまでもロングシャッターでの効果、例えば水の流れを表現させたり、夜景で車の流れを表現するとかの故意に被写体ぶれを作り出すためのものであり、少ない光を蓄積してゲインアップさせる用途にはチューニングされていない様だ。
そんな訳で、1秒を超えるロングシャッターでは、絞りの開放値も制限されてしまう。
最大8秒を選択すると、アイリスの開放値がF8まで絞り込んでしまう。

テレビや雑誌などで、今月に2大彗星が観測できるなんて記事を見られた方が多いのではないか?
ニート彗星とリニア彗星のことで、実は期待されたほどに光度は上がっていない。
観測は南半球に有利で、北半球では今月後半から夕空に移ったリニア彗星を見ることができそうだ。

そんな訳で、手持ちのデジカメでそれら彗星が撮れないか?って思うのは仕方のないこと。
低照度に弱いFZ2では期待薄だが、ちょっと試してみることにした。

昨夜ニート彗星を観望したときに試すべきだったけど、娘のお守りと同時ではカメラまで手が回らなかった。
明日以降は暫く星空を望めない天候だそうなので、急遽今朝方実験した。

撮影方法だが、次の設定にすると絞りF2.8開放でシャッタースピード4秒が選択できることがわかった。
例えば感度を上げるなど、次の設定以外ではアイリスが絞られてF値が下がってしまう。

AE設定:S(シャッタースピード優先)
・ホワイトバランスAUTO
・記録画素数1600
・クオリティ最高
・スポットモードOFF
・ISO感度50
・AF連動動作OFF
・AF駆動FOCUS
・手ぶれ補正OFF

メニューで上記設定として、露出補正で+2EVに設定。
すると、シャッター速度4秒までは開放値が使えるようになる。

オリジナルで、F2.8の開放で4秒間露出して撮った星空が左の写真。ちなみに焦点距離は、35ミリフィルム換算で35mm。

薄曇りで、市街地での撮影という酷い条件ながら、一応星らしいものが写っている。
リンクの写真は500KBという巨大なファイル。ご迷惑をお掛けして申し訳なし。

自動レベル調整後星らしいものが写ってはいるが、判然としない。
そこで、フォトレタッチソフトで自動レベル調整してみたのが右の写真。

ワシ座からタテ座の辺りを狙ったものだが、アルタイルなどの星がきちんと写っている。

尚、DMC-FZ2 はオートフォーカスなので、フォーカスボタンでピント合わせをするようにメニューで設定して、遠くの街灯でフォーカスを無限遠に固定してから撮影した。

また、当然ながら三脚に固定しての撮影で、レリーズボタン押下時にぶれないように、2秒のセルフタイマーを使ってレリーズしている。

実際に星空を撮影してみて、DMC-FZ2 でも星が写ることはわかった。
天候や光害など、今回は随分条件が悪かったので、改めて好条件下で星空撮影にチャレンジしてみたい。

とは言え、4秒の露光では大きな期待はできないと思うけどね。
北半球では観測条件が悪いそうで、光度も期待できない今回の二大?彗星には使えそうもないなぁ…。

デジカメで星空を撮るなら、コンパクトタイプでも適当なカメラが結構ある。
しかし、専用に用意するならデジ眼が一番だし、金銭的余裕ができれば用意したいものだが、取り敢えず手持ちのデジカメで星空を撮れるのなら、それで楽しみたい訳なのだ。

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