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2004.05.06

DMC-FZ2 の欠点

左は DMC-FZ2 を使って、二日前に新宿副都心を中央に山手線内を狙った夜景。

露出制御モード : プログラムAE
自動露出測光モード : スポット測光
ISO感度 : 400
レンズの焦点距離(35mm換算) : 151mm
レンズF値 : F2.8
露出時間 : 1/8秒
露光補正量 : EV0.0
画像サイズ : 1600 x 1200

オリジナルを掲載するのは回線速度的に問題なので、都庁周辺をトリミングした写真が次の通り。
縮尺はまま。

ノイズがずいぶん目立つことがおわかりいただけると思う。
(JPEG で再圧縮してるのが難だけど。)

正直、低照度時のS/N比が低いと思う。
折角の光学式手ぶれ補正機構を活かし切れない。

普及価格帯のカメラでも、ニコンやカシオ、コダックなど、長い時間露出をしても粒状ノイズが気にならないモデルは結構ある。それらカメラは、星空を撮影して楽しむことすら出来る。

FZ2 を使っていると、グリップ部が結構発熱している。電池とメモリが収まっている場所に当たるが、こういった発熱が影響しているのかも知れない。
原因はどうあれ、デジカメの設計において、ノイズを抑える部品配置などのノウハウが乏しいのかも知れない。
または、そういった配慮が端っから無かったのかも?

正直、S/N比の低いカメラだと思う。
お陰で、ポートレイトに於いても、低照度時のノイズに悩まされることになる。

12倍ズームと手ぶれ補正を搭載し、しかもコンパクトなこのカメラ。
しかし、購入前に期待したほどのオールラウンダーでは無かった。

DMC-FZ10 の光学系を使って1/2インチクラスの200万画素CCDを使い、徹底したノイズ低減を追求した新ヴィーナスエンジンを搭載!なんてモデルを作ったら、低照度もかなり強くなるだろうけどね。
でも、なぁ~んだ今時200万画素!?ってことで市場には受け入れられないか・・・。

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