個人情報流出
個人情報の流出が続いている。
発覚していない例も含めれば、社会人の60%程度の個人情報が流通してたりして…。
もう6年近く前になるが、ICM(アイシーエム)というパソコン周辺機のディストリビュータが倒産した。
その際、十数万人分の顧客情報が流出したが、ニュースにはなっていない。
当時、新進のディストリビュータでユーザサポート業務やら社内サポートやらをしてたのだけど、ある時、社長からMOを渡されてDM用のデータベースの作成を頼まれた。
それが、ICMから流出した顧客名簿だった。200万円で名簿業者から購入を持ちかけられたそうで、結局いくらで買ったのかは知らない。
データの詳細は忘れてしまったが、学生の情報が結構多く、住所が変わって返送されてくるDMが多かった記憶がある。
ちなみに、仕事の方はデータベースなんて大層なものは作れないので、ファイルメーカで体裁を作ってデータを流し込み宛名ラベルへ出力した。
顧客データ等は、流出したことがわかる情報が無ければ、流出したこともわからない。当たり前なことだ。
流出の防止策は当然だが、流出がわかるシステムも必須である。
信販会社から個人情報が流出なんてのは洒落にならないが、出所がはっきりしない懸賞やサービスなど個人情報を集める行為がまかり通っている様だ。あまり、自己責任自己責任と唱えられるのも胡散臭いが、守ってくれるものは無さそうなので、自分の情報が流通されるのが嫌なら、それなりの注意も必要だろう。
| 固定リンク