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2004.04.23

無線基地局

ある通信機器メーカの営業から、小型無線基地局の設置依頼があった。
防災用と思っていたが、携帯電話事業に新規参入予定企業の新しい基地局とのこと。
事業主から基地局の詳細、スケジュール、賃貸料等々の話を受け、今回の事業が今までにない本格的な設備投資を伴った事業であることを知った。
仕様書とメーカの話を信じれば、バックボーンファイバ網も自前となっている。調べてみると、100%出資子会社が4年も前に第1種電気通信事業の許可を受けていて、光ファイバ網を随時拡大していた。

話があった無線基地局は2GHz帯で、設備の総重量は1トン半と意外に軽い。アンテナはワンポール3アレイの1基のみで、重量の大半を占める機材は家庭用エアコンの室外機大までにシュリンクされているとのことだ。但し、電源と光ファイバ接続機器は別の小型筐体に納められるよう。

無線基地局の設置候補はわが家ではなく、職場の方である。一部5階建ての鉄筋コンクリート造だが、屋根部は傾斜したトタン板張り。果たして施工できるのかな?あくまでも仮契約だから、結局お流れになるかも知れない。
でも、提示された賃貸料などの条件はまずまずだったから、決まるといいなぁ。決定すれば、秋には工事と相成ります。

それにしても、こんな片田舎にも具体的に基地局設置を進めている。メーカは既に基地局の生産に入っている。端末メーカにもすでに仕様が公開されていて、開発も進んでるのだろうね。今度は本気だなぁ…。
それにしても、インターネットプロバイダ事業では顧客情報流出の影響がかなり出てるそうだけど、携帯電話事業を軌道に乗せるにはかなりの投資が必要なわけで、果たして…。是非、頑張って欲しいものです。戦略はズバリ低コストでしょうからね♪

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