« オフライン・ミーティング | トップページ | さくら »

2004.04.05

DVRex-M1 インストール

先日購入した DVRex-M1 をどのPCへインストールしようか悩んでいた。リビングに置いて、しょっちゅう使っているメインPCへインストールしたいけど、こいつのOSは Win95。DVRex-M1 は旧い機器だから Win95 のドライバが用意されてるけど、最新ドライバもアプリケーションも Win2k 以降の OS を要求している。生憎と Win95 に対応した最終ドライバは、カノープスのHPから消えていて、製品添付のドライバはそのドライバに比べるとヴァージョンが旧い。
Win2k はサブPCで使っていて、こいつもDVによるビデオ編集を考えて組み立てたヤツだから、こっちにインストールするのが妥当だろう。

メインPCは最近 HDD を増設していて、ディスクコントローラも新調したからガシガシ使ってやりたいトコ。ってことで、Win95 ってのは気になるけど、メインPCにインストールする。
しかし、早速問題発生。製品添付のドライバが旧く、Premiere でダイアログが正常表示できないとのこと。対策ドライバは過去にリリースされているのだけど、生憎と公開が終了している。
こういったときに便利なインターネットアーカイブサービスを当たるも、5つのファイルの内の1個がキャッシュに残っていない…。
仕方がないので、メーカサポートに相談する。カノープスは中古品のユーザ登録とサポートにも対応していて、とてもユーザフレンドリィ。ディスク送付サービス(有料)で対応してくれるかも知れない。

カノープスが快く Win95 対応の最終ドライバを提供してくれたので、インストール作業はスムーズだった。DVRaptor のドライバやアプリケーションをアンインストールして、ハードウェアを DVRex-M1 へ交換し、DVRex 用のドライバやアプリケーションをインストールして完了。RexEdit を使うことはまず無いだろうから、RexFx の再インストールは行わない。

メインPCの FSB は 112MHz で、PCI Bus クロックは 37.3MHz。PAL 非対応 の DVRaptor NE や 2000 はクロックアップ耐性がなく 35MHz でも動作しなかった経験があるので心配してたけど、インストールした DVRex-M1 に異常は見られなかった。
ちなみに、PAL に対応している初期型の DVRaptor はクロックアップ耐性があって、わが家の2枚はそれぞれ 40MHz までの動作を確認している。

早速使ってみた。DVRex が登場した当時の最速PCは Pentium 120MHz クラス。インストールしたPCは 1.5GHz でソフトウェアプレヴュでも十分実用的だけど、DVRex のなめらかで綺麗なプレヴュは良いですね。極めつけはアナログ入力。ハードウェアエンコーダがリアルタイムにDV変換して、アナログソースも問題なく参照AVIでキャプチャできます。DVRex だと Motion-JPEG だったので、キャプチャファイルを分割したりと面倒でした。長尺ものは素材として使えなかったし。

使いやすいブレイクアウトボックスも良い感じな DVRex-M1 だけど、一つ見落としてた点に悩む。DVテープのインデックス毎にサムネイルを作成するアプリケーション「RexNavi」が別売りなのだ。DVRaptor 以降の製品には標準添付なのに、これがないと作業性は著しく低下する。
しかし、RaptorNavi のインデックスリストファイルが RexEdit のバッチキャプチャで利用できることがわかった。ちょっと面倒だけど、サブPCの RaptorNavi を使ってインデックスリストを作って、このファイルをネットワーク経由で RaptorEdit に渡すことにした。それにしても、RaptorVideo がバッチキャプチャをサポートしていないのも使い難い。この辺りは旧さを感じさせられるね…。

|

« オフライン・ミーティング | トップページ | さくら »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DVRex-M1 インストール:

« オフライン・ミーティング | トップページ | さくら »