彗星観望
今年の最大の天文現象と言えるのか?リニア彗星とニート彗星の話題で、そちら方面は持ちきりだ。
その前哨戦ってな感じで、ブラッドフィールド彗星が化けたそうで、肉眼でも観望できる長い尾を持った彗星だそうな。
こちらの写真に感化されて、早速観望へ出かけた。
毎度のことながら思い付きなので、準備がイマイチだ。双眼鏡が欲しいのに見つからない。仕方がないので、お遊び用の20mm10倍ダハプリズム双眼鏡を持ってくことにする。
しかし、この双眼鏡は集光が乏しく星を見るにはつまらない。そこで、Astroscan も持参した。
土星掩蔽以来の天体観望になるのかな?
しかも、光害を避けて観望フィールドを求めるなんて、しし座流星群以来。って、あの時はみーちゃん氏と池上本門寺まで散歩がてらだった訳で、それを除けば中学生の時以来となる。
中学生時代は自転車だったから、移動距離も大したこと無かった。今回は車なので、短時間により良いフィールドへ行けるだろう。
3時に起き出して、10分後には星を眺めていた。
空は快晴。しかも、季節はずれの冬型天気が幸いして、シーイングは思いの外に良い。これほど沢山の星が見える空は、2年前のケアンズ以来だ。
早速東北東の低空を双眼鏡で見渡す。しかし、サーチライトの様に伸びる尾なんて見つからない…。
カシオペアを目安にしてM31を見つけ、それ目印に彗星を探すのだが、それらしい光芒はあるものの、尾が見えない…。方位を錯誤してるのだろうか?
結局、薄明を迎えて観望は不首尾に終わった。
今回、手近なフィールドとして行った森林公園は、肝心の東北東に森が迫っていて観望には不適だった。
更に星座早見盤程度は用意すべきで、かなり曖昧な記憶を頼りに探したのもまずかった。
とは言え、こと座周辺の散光星雲は美しかったし、久し振りに人工衛星を見ることができた。
フィールドは初めての場所ながら、手近で光害の影響も少なく良い感じだ。
また暇を見て、スターウォッチングと洒落こもう。
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