2016.09.24

キャリーミーのブレーキ交換 その2

Carrera Rollから外したTektro R725 (TRP T925の廉価バージョン)をキャリーミーへインストールした。

Carry-me DS with drop handlebarCarry-me DS with drop handlebar

フロントブレーキの取付位置はフォークの後ろ、進行方向とは逆になる。
TEKTRO R725はTTバイク向けのブレーキで、フォークの後ろに取り付けることで、フロントブレーキの存在による空気の擾乱を少しでも減らそうという狙いだ。

キャリーミーでは空力なんて関係ないが、レイアウト上、フォークの後ろでないと無加工で取り付けることは出来ない。
結果として、サイクルコンピューターは取り外すことになった。
近年はGARMINのGPSやスマートフォンのアプリを使っているので、サイコンは無くても困らない。

折り畳み時の固定フックとの共締めの必要もあり、フロントブレーキはポン付けという訳にはいかなかった。

結局、タイヤとのクリアランスはぎりぎりだった。

キャリーミーに取り付けたテクトロR725のタイヤとのクリアランス

リヤブレーキのクリアランスは、純正と見紛うほどにぴったりだったが、フロントはタイヤの髭(生産時に型へのゴム素材注入口の名残り)が干渉したほどで、念のため髭をすべてニッパーで切り取った。

また、キャリパー長が僅かに足りず、ブレーキシューの一部がタイヤサイドに掛かるため、シューを彫刻刀で成形している。

キャリーミーへ取り付けたテクトロR725フロントブレーキのシューを削った


フロントブレーキの取付ボルトは、TEKTRO R725の付属品を無加工で使っている。

キャリーミーのフロントブレーキとしてテクトロR725を取り付けるためのボルト処理

取付ボルトはM6だが、TEKTRO R725のフロントブレーキ取付穴は直径8mmなため、枕頭ボルトの頭を切り飛ばしてスリーブとした。

枕頭ボルトは先端が丸く加工されているので、フォークの取付穴に対するガタも抑えることができて一石二鳥だった。


TEKTRO T725はサイドプルのU字ブレーキのため、キャリパーブレーキよりもブレーキワイヤーの取り回しに無理がない。

しかし、倍力装置は無く、リターンスプリングもとても強いこともあって、ブレーキの引きは固い。

さらに、テクトロのブレーキシューが効かない。
分かっていたことだが、何のためにブレーキ交換をしたのかと戸惑うほどにブレーキは効かない。

当たりが付けば、少しはマシになるかも知れない。
様子を見るが、駄目ならBR-6403へ戻そうと思っている。


それでも、R725ブレーキはぴったりと収まっている。

フロントブレーキがフォークの後ろにレイアウトされることで、よりスマートに見える。

折り畳み手順に支障はなく、むしろブレーキ交換前よりも折り畳み時の各部の収まりが良くなった。

肝心のブレーキの効きが悪いのは大問題だが、ルックスには満足している。

シューに当たりが付けば、ブレーキの効きも少しは良くなるだろうことを信じ、しばらく使ってみることにした。

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2016.09.23

キャリーミーのブレーキ交換 その1

前回、キャリーミーのブレーキをTEKTRO 800Aへ換えた。

アルミ合金製のデュアルピポットキャリパーながら、価格が安く入手性も良い。その上、下引き改造も容易。

しかし、残念なことにアーチ長が大きい。

Carry-meのブレーキをTektro 800Aへ交換

フロントは大丈夫だが、リヤは5mm長い。シューの40%程度しかリムに掛からない。

また、下引きへ改造したため可動域が狭くなり、シューとリムとのクリアランスが小さい。

キャリーミーを折り畳んだ時、ハンドルを取り外してフレームへくくりつけるためケーブルアウターが曲げられ、ブレーキが少し引かれた状態になる。

リヤブレーキはクリアランスが小さいため、シューがリムに当たってしまうのだ。

オフセットブレーキシューを使えば解決する問題だが、意外に高価だ。

リヤブレーキだけオリジナルへ戻すのが手っ取り早い。

それならフロントブレーキも、アーチの短いアルホンガ HJ-714AGにしようか。
色も純正品と同色だ。

逡巡して、Carrera Rollで使っているTektro R725を移植してみることにした。

元々、キャリーミーのブレーキ交換用に手配したものだったし。

Tektro R725はOEM専用モデルで、リテールにはチタン製ピボットボルトとキャリパーアームのシェイプアップで軽量化されたTRP T925がリリースされている。

R725のOEM品としては、OVAL A700やカンパニョーロのTT Uブレーキ Lateral Pullがある。

キャリパーアーチ長が39~49mmと、キャリーミー用には短めだが、少なくともリヤブレーキは使用実績を知っていた。

問題はフロントブレーキだが、駄目ならTektro 800Aのままとすれば良い。

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2016.09.20

キャリーミーのブレーキ周り変更

愛用のキャリーミーは、ロードバイクと同じサイズのドロップハンドルにしている。

このドロップハンドルはジャイアントMR-4のもので、左右に分割して取り外れるようになっていて、キャリーミーの折り畳みハンドルバーのクランプにそのまま差し込み固定されている。

ハンドルを固定する際、ブレーキケーブルがハンドルバークランプに干渉する。
ケーブルアウターがクランプと擦れて削れてしまうため、クランプに当たる箇所にはアルミニウム製のフレキシブルチューブを使用していた。

このフレキシブルチューブが摩耗してケーシングの剛性が低下し、結果としてブレーキケーブルインナーに過度なストレスが加わるようになって、ワイヤーの断線を招いた。

そこで、ブレーキケーブルの交換とケーブルアウターの処理の見直し、さらにブレーキ自体も見直すことにした。

Carry-me DS with drop handlebar

写真のように、フレキシブルチューブをいわゆる変速バナナへ変更した。

曲率が可変しない分、剛性は高い。

インナーケーブルは信頼のシマノ。シマノ・ロード・ブレーキインナーを使用。
キャリーミーのリヤブレーキは、1.9mのインナーケーブルが必要だ。


次に、ブレーキの見直しをする。

純正ブレーキは、軽量なだけが取り柄のシングルピポットキャリパー。制動性能は低い。

こちらのように、ブレーキシューをシマノ・アルテグラグレードのBR-6403へ交換し、駆動部のガタつきを抑える処置をして対策していた。

Carry-me DS with drop handlebarCarry-me DS with drop handlebar

上図のように、キャリーミーを折り畳んだ時に、外したシートポストをサドルの先端で左クランクに引っかけている。
また、サドルの後端の切れ込みにフロントブレーキケーブルが入り込んで、引っかけただけのシートポストは、所定の位置から外れにくくなる。

この特性を維持するため、フロントブレーキはワイヤー受けが左側にある「左引きキャリパー」を使用したい。


また、リヤブレーキは下引きとなっている。
BMX用と一部専用品を除き、標準状態で下引き仕様のキャリパーブレーキは市販されていない。
上引きのキャリパーブレーキを改造して対応したい。

ワイヤーの取り回しは右側で、フロントと同じく左引きキャリパーとなっている。
後ろ向きに付けるため、見かけは右引きである。

リヤは右引きキャリパーでも問題ないが、純正のように、チェーンが張り出す右側にブレーキケーブルも張り出させた方がシンプルだ。


また、キャリーミー用ブレーキアーチはフロント57mm、リヤは50mmは必要だ。


以上の考察から、すでに最適な市販モデルが存在する。

フロントブレーキはALHONGA HJ-714AG、リヤブレーキはブロンプトン(BROMPTON)デュアルピポットキャリパー・リヤ用。

実は、キャリーミーの純正ブレーキは、ブロンプトンのシングルピポットブレーキと同じ物だと思われる。
したがって、ブロンプトン用のブレーキは、キャリーミーでも使い勝手は良いだろう。


そんなわけで、アルホンガのHJ-714AGとブロンプトンのリヤブレーキを和田サイクルさんで購入してキャリーミーのブレーキ交換をさっさとすれば良かったのだろうが、8年ほど前にブロンプトン用ブレーキを買い損ねた時に現状に満足してしまったのだった。


さて、テクトロ 800Aというブレーキをもらった。

アーチサイズが61mm~78mmと大きいので微妙だが、アウター受けとワイヤー止めとを入れ替えることで、簡単に下引きへと改造できる。

純正のシングルピポットキャリパーも、同じような作りとなっている。

もっとも、TEKTRO 800Aの場合は、下引きにするとアウター受けがキャリパーアームと干渉し、可動範囲が狭くなる。
そのため、トーイン調整ができるような厚みのあるシューが使えない。

Tektro 800A 改造

このブレーキ、泥よけやキャリアも共締めしてしまえるようにか、取付シャフトが長い。
(写真では、リヤブレーキ固定用に調達した20mm長のアルミカラーが脱落しないように、赤いテープでシャフトを留めている)

キャリーミーはリヤブレーキ取付部の厚みが薄いため、枕頭ナット用のシャフトが用いられている。

Tektro 800AをインストールしたCarry-me

ということで、テクトロ800Aをキュリーミーへ付けてみた。

長い取付シャフトのおかげで、アルミカラーを使ってキャリパーとホイールとの位置関係を調整することで、長すぎるアーチ長ながらブレーキシューを適正な位置へセッティングできた。

キャリパーの精度がいまいちでシューとリムとが平行にならないため、トーイン調整できるシューを使った。

,また、下引き化の影響でキャリパーの開く角度が狭くなったリヤブレーキは、今まで通りBR-6403を使用している。

キャリーミーのブレーキ交換

リヤブレーキは、後方へ24mmオフセットさせているにもかかわらず、ブレーキシューは一部がリムへ当たる程度。

テクトロ800Aを使うには、キャリパーの取付位置を上方へオフセットする工夫をするか、オフセットブレーキシューを使用するなど工夫か必要だ。

どちらにしても費用はかさむ。フロントブレーキが強化されれば、リヤはブレーキシューの交換と調整だけでも十分だろう。

ダブルピポットキャリパーでフロントブレーキを強化するに止め、リヤブレーキは従来のままというのでも良さそうだ。

折り畳み時の状態は以下の通り。

Tektro 800AをインストールしたCarry-me

ブレーキの外観が大きくなったのと、100gほど重くなったほかは特に問題ない。

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2016.09.19

電気スタンドの故障?

掃除後、スタンドのスイッチをタップしたのに明かりが点らない・・・。

シャープのLS-R10というスタンドで、25年ほど前の製品だ。

なにかの拍子に一瞬電球が点いたので、どこかの接触不良かも知れない。

分解するには、底面を開けるのが手っ取り早い。

本体にはねじ穴が無いので、背面パネルの勘合の構造を調べて上手に取り外す必要があるだろう。

いやいや、底面に転倒時オフスイッチがある。これの接触不良かも?

とりあえず、電球切れという単純なことかも知れない。
同じ規格の器具にスタンドの電球を差してみると点灯した。電球は切れていない。


スタンドのスイッチは静電タイプのいわゆるタッチセンサー。電子部品の経年劣化かも知れない。

さて、修理できるだろうか。とりあえず、メーカー修理対応可能かをサポートへメールしてみようか・・・。

とりあえず所用のため、いったん放置することにした。


帰宅して、今一度スタンドの状態を確認する。

底面の転倒検知スイッチを何度となく押し込んだり、背面の調光スライダーを動かしたりするうちに、一瞬点灯した。

はて?あ、そうか!静電スイッチと背面スライダーはアンド動作だった・・・。

蛍光灯も、背面スイッチと静電スイッチがアンド動作なのだ。

SHARP LS-R10

背面スライダーや背面スイッチが点灯モードになっていて、なおかつ静電スイッチをオンにすると点灯する。

掃除の際、何気なく背面スイッチをオフの状態としてしまったようだ。

思い出してみればいたって単純な操作ミス。しかし、思い出すまで、この操作方法を見つけられなかった。

老化だな。駄目じゃん。

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2016.09.18

お休み処大平さんに助けていただく

久しぶりに大平街道を往復したのだが、南木曽からの登り返しで強烈なハンガーノックに襲われた。

飯田市大平宿

国道256号線から3kmほど上ったあたりからだるさを感じはじめ、光視症状が現れ、視界中央のほとんど白んでみえるようになった。

それでも何とか進んだが、そろそろ木曽見茶屋というところで脚が止まりそうになる。

ようやく木曽見茶屋に着き、ベンチで回復を待った。

残念ながら、木曽見茶屋は昨年から営業を休止している。

ここで補給ができれば、それほど困ることはなかったのだが。

いくらか楽になったので、また走り出した。

ところが、1kmも走らぬうちに自転車にまたがっていることすらつらくなり、下車してガードレールに自転車を立てかけ、道路の端へ仰向けに倒れ込んだ。

木曽峠までは1kmも無いのだが、どうしても先へ進めなかった。

実は、大平街道はほとんどの区間で携帯電話が通じない。みーちゃん氏に迎えをお願いすることもできない。

回復を待って自力で帰宅するしか、ヒッチハイクするしかない。

こんな状態は、このとき以来だ。

実は先月もひどいハンガーノックに襲われてはいるのだが、喬木村の県道で店は多いし携帯電話も通じるので困りはしなかった。
もっとも、補給してもすぐには回復せず、コミュニティセンターで仮眠してから帰宅した。

ハンガーノックで道端へ倒れ込んでる図

赤石峠と違い、週末の大平街道は10分に一台程度は車両が通る。
道端では落ち着いて休んではいられない。しかし、身体は思うように動かせない。

それでも、30分ほど横臥して休むことで、なんとか身体を動かせそうになってきた。

頑張って走り出す。6号カーブの表示を過ぎる。

3号カーブの表示が見えた。ピークまではあと少しだ。

木曽峠のトンネル(切り通しにコンクリート製の隧道を設けている)手前100mは斜度が少し急だ。
ここで、また身体が動かなくなってきた。

気力で登り切り、下りへ備える。しかし、こんな時は下りでも踏ん張れず、身体を支えられないものなのだ。

しかも、気温も下がっている。普段なら問題としない温度だが、これほど体調が悪いと風の冷たさが堪える。

クリートと両腕だけでは支えられそうもなく、両膝でトップチューブを挟み込んでなんとか身体を保持した。

光視症もひどくなり、わずか2kmの下りがひどい苦行となった。

そろそろ意識もやばいと思われる頃、大原屋手前の橋が見えた。

16時半。お休み処大平の桜井さんがいらっしゃった。「なにか食べさせてください」。
一昨年から営業をお休み中のところ申し訳けなかった。

お蕎麦ならできるとのことで、お願いした。

お休み処大平さんでの御馳走

ジュースやバナナ、ジンギスカンまでご馳走してくださった。

今は予約のみ対応していて、今日も一件あったとのことだった。

体調が良くなれば、また通常営業を始めたいと仰っていた。

お話しも色々とうかがい、一時間ほどで復調した。感謝しきれぬほどありがたかった。

日没を過ぎたこともあり、支払いして辞去。ハンガーノックが嘘のように、飯田峠までの登りは快調だった。

帰宅後、補給食を持たずに出かけた軽率さを、みーちゃん氏から散々叱られました。

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